入管法上の「上陸許可基準適合性」

外国人が日本で在留をするには「在留資格」が必要になりますが、当事務所は「在留資格」を得るために主に「在留資格該当性」、「基準適合性」、「相当性」という3つの項目の順番でお客様にわかりやすく説明し、ビザ申請(在留手続き)を行っております。

「上陸許可基準適合性」とは

外国人が日本で在留をするには「在留資格」が必要になりますが、当事務所は「在留資格」を得るために主に「在留資格該当性」、「基準適合性」、「相当性」という3つの項目の順番でお客様にわかりやすく説明し、ビザ申請(在留手続き)を行っております。

 

「上陸許可基準適合性」とは、「在留資格該当性」があると考えられる外国人が、申請の際に、満たしていなければならない基準(要件)であり、基準に適合しているかどうかのことをいいます。

 

例えば次のような上陸許可基準が定められています。

  1. 学歴
  2. 実務経験年数
  3. 従事する業務内容
  4. 報酬額
  5. 受入機関に関する条件

例えば、コックとして在留資格を申請にあたって、「技能について10年以上の実務経験を有する者」という上陸許可基準があります。

 

この場合、実務経験が10年以上であれば、上陸許可基準適合性は〇と判断でき、実務経験が7年などの場合は、上陸許可基準適合性がないと判断できます。

 

「上陸許可基準」は、入国する外国人の規模や活動様態によっては、日本国の産業や国民生活に影響をあたえるものと考えられ、政策的な観点から受入範囲の調整を図るため、入国する外国人にたいして基準を設けています。


よくある質問Q&A

Q 上陸許可基準とは?

日本に入国を希望する外国人は、入管法で定める在留資格のいずれかに該当する必要があります。

 

在留資格によっては、法務省令に定められた条件を満たす必要があります。この条件が「上陸許可基準」と言われています。

 

Q 在留資格・在留期間とは?

在留資格とは、外国人が

  • 日本に入国・在留して従事することができる活動
  • 日本に入国在留できる身分や地位

について類型化し、法律上定められたものになります。