「クールジャパン外国人材」とは、外国人のインバウンド対応分野の受入れを促進するため、「技術・人文知識・国際業務」又は 「技能」の在留資格に該当する場合、現行の上陸許可基準で求められる学歴や実務経験要件と同等の知識・技能等の水準を、国内外の資格・試験や受賞歴等で代替できる特例措置です。
近年、在留している外国人や訪日観光客が激増しており、今後さらに外国人の在留・訪日が予想されています。
アニメ・ゲーム等のクリエーターや和食料理人材など、クールジャパンに関わる専門性を有する外国人の受入れニーズは急速に増大・多様化しています。
人手不足に悩む産業界においてクールジャパン・インバウンド対応等に係る専門性を有する外国人材の需要は拡大する一方です。
そこで、日本政府は、国家戦略特別区域法を制定し、クールジャパンの推進のもと外国人材を受け入れるための整備を図っています。
クールジャパン・インバウンド分野に関わる外国人材の受入れについては、在留資格「技術・人文知識・国際業務」、「技能」の現行の上陸許可基準で求められる学歴又は実務経験といった要件を満たした上で、入国・在留が可能となっている。
外国人のインバウンド対応分野の受入れを促進するため、「技術・人文知識・国際業務」又は 「技能」の在留資格に該当する場合、現行の上陸許可基準で求められる学歴や実務経験要件と同等の知識・技能等の水準を、国内外の資格・試験や受賞歴等で代替できるようになる。
その結果、専門的な外国人材の一層の受け入れを促進し、インバウンド分野の産業や日本企業の海外展開をしている産業の成長の後押しになる
ただし、現時点で「クールジャパン外国人材」は入管法において認められていません。
クールジャパン・インバウンド外国人材の受入れ・就労促進を図るために国家戦略特別区域法成立しました。
クールジャパン・インバウンド外国人材のニーズに対応するために、政府および自治体が協議・検討し、現行の「技術・人文知識・国際業務」や「技能」の上陸許可基準の緩和措置を設けることにより、専門的・技術的分野の外国人材がより柔軟かつ適切に入国・在留・就労する機会の拡大ができることが目的です。
外国人がその有する知識又は技能を活用して国家戦略特別区域において海外需要開拓支援などの活動をすることが求められています。
どのような活動が求められているかと言うと、新商品の開発又は生産、新役務の開発又は提供、通訳又は翻訳その他の業務に従事することにより、日本の生活文化の特色を生かした魅力ある商品若しくは役務の海外における需要の開拓又は国内における外国人観光旅客に対するこれらの商品若しくは役務の提供を支援する活動が求められています。